今年もまた燃え尽きた…。
先日、個人事業主（フリーランス）としての、確定申告（所得税と消費税）がようやく完了した。
今年は昨年の轍（期限ギリギリに提出）を踏むまいと早めに取りかかったし、ここ数日集中して取り組んだことで、どうにかこのタイミングでの申告完了となった。ざっくり2週間くらいかな。
ハードな時間だったけど、終わってとりあえずホッと一息。
とはいえ、今年度の確定申告作業は例年になく順調に進んだわけで。その理由を振り返ってみると、大きくは以下の2点がクリティカルだったなと。
- freee（フリー）の「自動で経理」機能をフル活用したこと
- 昨年度の作業のやり方や手順をメモしておいたこと
freeeの自動で経理、ほんと便利。例年も自動で経理は使ってたけど一部だけで、取引はほぼほぼ手動で入力していた。これだと単純に時間もかかるしミスも多くなってたけど、今回は取引入力を基本すべて自動で経理から行ったことでかなりの時間短縮とミス軽減が達成できた。
自動で経理を使うにあたっては、事前に「自動登録ルール」を整備しておくことがポイント。ここをしっかり整えておくことで、自動で経理を使った取引登録が格段に楽になるので。
そしてもう一つ。昨年までの反省をふまえて見直した作業内容、作業手順を参考にしながら進められたのも大きかった。毎年、何から手を付ければいいのかわからなくなるし、同じような疑問点にぶつかってはいちいち調べてたりするしで、とにかく非効率極まりなかった。
そこで昨年は確定申告の作業中にひたすら手順や調査結果や気になりメモしておいた。おかげでこのメモを参照しながらやったことでほぼほぼ迷わずにすんだし、調査コストも大幅に軽減された。やっぱりメモは大事！
てことで、今回も来年度の確定申告に向けて、やり方や手順についてもろもろアップデートしてメモしておこう。以下、あくまで自分用のメモなので意味不明なところがあるかもだけどあしからずで。
- まずは会計ツール「freee（フリー）」にログイン
- 設定から「簡易課税」の設定をしておく（これは年度ごとに必要
- そのうえで「確定申告書類の作成」の「所得税申告書類の作成」からスタート！
- 基本情報を入力（提出方法は電子申告、申告書は青色で
- 収支情報を入力（家賃・保健・年金・ふるさと納税・専従者給与などなど
- 次に取引をひたすら入力（ここが本番！
- 事業で使用している口座とカードは事前に連携・同期しておく
- freeeの「自動で経理」をフル活用する（自動登録ルールがポイント
- 連携している口座とカード以外の領収書から入力（ここが辛い…
- 経費で使用する勘定科目は主に通信費・消耗品費・交際費（勘定科目は増やさずメモで区別
- 口座間の振替は口座振替で処理する（振替先の取引は重複するので無視する
- 分割など未決済のものは口座情報を選択せず未払で処理する
- 現金払いや口座引き出しなど私的な取引は「プライベート口座」で処理する
- プライベート口座については事業と個人の口座を別にしてない前提
- 消費税は今年度分を租税公課かつ未払金で（中間納付消費税は租税公課で
- 損益計算書の確認
- 主に通信費、消耗品費、交際費の額を確認する
- 専従者給与の額も念のため確認する
- 貸借対照表の確認
- もし現金がマイナスになってたらまるっと処理もあり（税理士に要相談
- 口座残高が実際の口座残高と合ってるか確認する
- 未払金、未払費用の内訳（1円単位）を把握する
- 以上で、所得税の申告書類はだいたい完了（次は消費税へ。
- あらためて「確定申告書類の作成」の「消費税申告書類の作成」から
- 簡易課税事業者なので「消費税申告ライト」を選択
- 必要事項をひたすら入力（中間納付税の内訳必須
- 消費税および地方消費税の合計金額を確認
- 以上で、消費税の申告書類も完了
- あとは両方とも提出するのみ！
- 提出はfreeeの「スマホで電子申告」が超便利！
- e-Taxは超絶使いづらいので回避する…
- そして消費税の納税期限は4月1日なので忘れず支払うこと
- 支払ったら未払金の消し込みをする
以上。来年の自分、このメモを使ってさらなる効率化を達成するべし。
あ、あとはそもそも年一で一気に作業するんじゃなくて、毎月（できれば四半期ごとぐらいで）ちゃんと作業していこう。もちろん領収書も整理しつつで。これ、今年こそちゃんとやる！絶対！
