コロナ禍以降、リモートワークがメインになり、通勤のストレスからほぼ解放され、自由な働き方にとても満足しいたけれど、現実はそう甘くなくて…。正直、気が散り、効率が落ちる日も少なくないわけだ。というわけで、集中力を奪う原因と課題、そして試して効果があった改善策を整理してみる。
原因と課題
1. 家の誘惑が多すぎる
自宅は快適だけど、仕事に集中させてくれない要素で溢れている。洗濯物などの家事、観葉植物への水やり、散らかった部屋、本棚に並ぶ漫画…。これらが視界に入るたびに気が散り、タスクが中断してしまう。
2. 仕事とプライベートの境界が曖昧
通勤がなくなって、仕事開始と終了のタイミングが曖昧になってしまった。気づけばダラダラと働き続ける悪循環に陥ってしまう。打ち合わせがある日は多少メリハリがつくけど、そうでない日は切り替えが難しい。
3. 孤独感とモチベーションの低下
オフィスでの雑談や相談の機会がなくなって、孤独感が募ってしまった。一人で考えたり悩んだりする時間が増え、不安や停滞感が集中力を奪う。モチベーションの低下に直結する悪循環。
4. 座りっぱなしによる身体の限界
長時間の打ち合わせや作業が続くと肩や腰、尻に痛みが走る。高級チェアを導入しても限界がある。悪化すると頭痛に発展することもあり、目下の一番の悩みだ。
試した改善策
1. 専用の作業スペースを作る
寝室と仕事場が同じ狭小住宅だが、机と椅子の配置を見直して「仕事専用エリア」を明確化。視界から余計なものを排除し、集中しやすい環境を整えた。ただ、扉が背後にあるのだけが惜しい。
2. 明確な時間の区切りを作る
朝は決まった時間に起きるようにし、服を着替えて仕事モードに切り替える。さらに、ポモドーロ・テクニック(25分作業+5分休憩)とやらを導入。短時間集中とリズムの確保で効率が改善。
3. 意識的にコミュニケーションを取る
同僚や友人とオンラインで雑談する時間を設ける。仕事と関係ない話でも孤独感が軽減され、気分転換になる。家族との会話も意識的に増やすなど、とにかく「声を出す」ことを意識づけた。
4. 身体と心のケアを優先
1時間ごとに軽いストレッチや散歩を取り入れる。水分補給や気分に応じた飲み物でリフレッシュする。とにかくリラックスできる工夫を習慣に。身体を動かすことで、頭も冴えやすくなった。
まとめ:自己管理が鍵
リモートワークは自由である反面、自分に甘くなりがちだ。誘惑や孤独に負けそうになる日もあるが、自己管理を少しずつ改善していくことで、自分なりのリズムを取り戻せるようになってきている。
大切なのは、自分に合ったルールやルーティーンを見つけることだ。「難しい勝負」ではあるが、小さな工夫の積み重ねが大きな成果を生む。何より生活がかかっているので、簡単に諦めるわけにはいかないw