意見を言う勇気の大切さを再認識した夜。

先日、数年前に一緒に働いていた方の還暦祝いがあり、久しぶりに当時の同僚たちと再会したときの出来事。

帰り際、ある同僚から「XXXさん(私のこと)は昔、上司の意見に対して『それは違うと思う』とはっきり言っていましたよね。すごいと思いました」と言葉をかけられた。

正直、細かいエピソードまでは覚えてないけど、自分なら間違いなく言ってただろうという自覚はあった。褒め言葉かなとは思いつつも、むしろ今になって感心されたのが驚きだった。

確かに私は、あまり物怖じしないタイプだし、こだわりが強く理想を追求するタイプではある。ゆえに意見がぶつかることも少なからずあるけど、仕事では自分の考えを主張することは何より大切だと思っている。むしろ、意見の衝突を恐れず、建設的な議論を通じてこそ、より良いものを生み出すことができると信じている。

もちろん、当時は自分の専門分野である、Web制作・開発やUI/UXの知識と経験を活かせる環境だったからこそ、自信を持って意見を言えていたところはあった。当時の部署ではその分野の経験者が少なかった(ていうかほぼいなかった)ので、ここで力を発揮しなければと意気込んでもいたわけで。

とはいえ、最近はアラフィフになり年齢を重ねるにつれ、以前よりはかなり柔軟になってきた気はしている。フリーランスとして働く中で、落としどころを見つける力も大事だし。それでも、ここを外すと成果でない!みたいなシーンでは、ちゃんと言葉にするように心がけている。反論や否定もすべて前進のためのエネルギーにしないと。それが仕事だろと。

なんてことをあらためて感じされた出来事だった。というメモ。

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この記事を書いた人

フリーランスのWebディレクターとして活動中。5回の転職を経て気づけばフリーランスで個人事業主になっていた。アラフィフになって物忘れが激しくなってきたこともあり、日々の仕事で思ったことや気づいたことをメモっておこうかなと。

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