Googleアドセンスの自動最適化テストを停止する方法。

先日、ふと確認したGoogleアドセンス(AdSense)のダッシュボードに、「サイトで 1 つ以上の自動最適化テストが実施されています。」みたいな案内が表示されてた。なんのことだろう?と思ったら、Googleが勝手にテストを走らせている様子。

どんな広告を?と調べてみたら、まさかの画面上部のアンカー広告だったので「これはウザい」ぞと。もう少しユーザビリティを考慮した広告なら放置しておこうかとも思ったけど、これはさすがに停止しないとな。

がしかし、停止しようと管理画面を見渡すけど方法がわからない…。ココかな?と思ったリンクから停止の文言や導線を探してみるけど、どうしてもたどり着けない。うーん。

というわけで、ググって見つけた自動広告の停止手順を以下にまとめておこう。

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左メニューの「最適化」をクリックして下層メニューを展開

上からホーム、広告、サイトと並ぶメニューの真ん中くらいにある。

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下層メニューの「テスト」をクリック
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テスト画面のテスト一覧から該当サービスを選択

テスト名:Anchor ads、イベントリ:xxxxx.com の右端になる「>」をクリック

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Anchor ads の画面で、「オリジナルを選択」をクリック

最初、まさかこの文言をクリックするとは気づかず…

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以上で、停止完了!

「テストが停止されたか完了したため、分析に必要なデータが不足しています」となる。

以上、「Googleアドセンス」で、テストの実施・採用に関する設定「自動最適化」機能を変更する方法でした。

広告収入と閲覧者の利便性、快適性はしばしばトレードオフの関係になりがちだけど、このバランスをどう調整していくかが重要だったりするわけだ。個人的にイラッとする広告の一例は以下。

  1. 利便性、閲覧性を著しく損なう広告
  2. 巧妙に配置された「罠」のようなクリック誘導
  3. 閉じづらい消しづらい執拗かつ粘着質な広告
  4. コンテンツが見えない圧迫的な広告
  5. 倫理的に疑問のある商品の宣伝

広告そのものは否定しない。ビジネスとして収益化は重要なことなので。ただ問題はその表現と手法、質にある。杜撰かつビジネス観点だけの広告管理は、サイトの価値を著しく損なうし、そういったサイトには二度と足を運ぶ気が失せてしまうもの。

ほんと、ユーザー視点とビジネス視点のバランスが大事なのだよなので、個人的には自動広告は使わず、手動で適切な場所に配置するようにしている。

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この記事を書いた人

フリーランスのWebディレクターとして活動中。5回の転職を経て気づけばフリーランスで個人事業主になっていた。アラフィフになって物忘れが激しくなってきたこともあり、日々の仕事で思ったことや気づいたことをメモっておこうかなと。

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