メモ
- GA4でのデバイス別データの出し方をまとめた (詳細は以下
- GA4の基本操作はフィルターを駆使すべし(要勉強!
詳細
お手伝いしているA社で、ユーザーが利用しているデバイスの情報として、iOSの「画面解像度」について調査する機会があったのでその方法についてのメモ。「画面の解像度」は、Google Analyticsで調べることができるけど、パッとは出せないし意外と忘れがち。
まず、Googleアナリティクス360 での調査方法について。
- 左メニューの「ユーザー」から「モバイル」を選択して「デバイス」をクリック
- モバイルデバイスの情報として全機種のデータが表示されるので
- 表右の検索ボックスから「Apple iPhone」で検索(アドバンスフィルター)
- これでiPhoneだけのデータに絞られる
- 表上の「セカンダリディメンション」を開いて「解像度」で検索
- 「画面の解像度」というディメンションが表示されるので選択
- 画面の解像度の一覧が表示される
関係ないけど、旧バージョンのGoogleアナリティクス、いわゆるユニバーサルアナリティクスもそろそろ終了で、2023年の7月1日迄かー。移行準備はできてますか?と自問自答…。
次に、Googleアナリティクス4での調査方法。
「ユーザー環境の概要」という、ダッシュボードが表示される。
Android、iOSなどのリストが並んでいるボックス。
画面の右側に「フィルタの作成」というメニューが展開。
キーワード検索で「デバイス」と入力して選択するのが簡単。
これで「iOS」に絞られたデータが表示される。
項目のプルダウンは初期値が「ブラウザ」じゃない場合もあるかも。
これで求めていたiPhone/iOSの解像度別データを手に入れた。
これまた関係ないけど、どうにもGoogleアナリティクス4て使いづらくない?インターフェースが独特すぎて慣れない。でも、そろそろ本格的に勉強しないとヤバい…。
モバイル端末の場合は機種と解像度がほぼ紐付いてるので参考になる。けど、それぞれの解像度がどのiPhoneのことなのかといった機種情報はGoogleアナリティクスの仕様で表示されない。これ不便だなあ…。
なので、iOSの解像度の早見表をググってそっちの情報と照らし合わせるしかない。個人的によく参照するのはこちらのページ。ちなみに、私が使っているiPhone 12 Proだと、解像度は「390×844」になります。
とまあこんな方法でGAで解像度データを出せるわけだけど、解像度のデータが取得できると、画面設計やデザイン時の画面幅をどれ基準にするのか、ファーストビューの縦幅をどうするか、など役に立ちます。あとは、サービスとしてサポートしていく機種をどこまでにするのか、なども定義できる。
特に、スマートフォンのデバイス情報はパソコンと比較して移り変わりが激しいので、定期的にウオッチしておいたほうがいい。できれば、ガイドラインに記載しておいて周知徹底しておけると議論が早いかな。
ガイドライン記載はA社に提案済みなので、推進していこう。