先日、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーと面談する機会があったので、今の転職市場の状況についてヒアリングできた内容をざっくりとまとめてみたい。
大きな要点は以下3つ。
- Webディレクターの求人意欲は高い(UXデザイナーも同様
- 40代と50代の間には川が流れている(50代に入ると求人数がぐっと減る
- 求人は事業会社、制作会社、コンサル系、ベンチャーなどさまざま
まず、私の職種になる「Webディレクター」の求人状況については、2024年現在まだまだ求人意欲は高いとのことだった。コロナ前から求人意欲は高い状態が続いていて、まだしばらくはこのまま継続するだろうと。
なるほど自分の周りで見聞きする状況と一致していたので、ここは一安心というか納得感あり。
もちろん、IT・Webエンジニア(プログラマー)は相も変わらず引く手あまただけど、実はWebディレクターが足りなくて困っている現場が多いという事実を知らない人ってけっこう多い。
さらに言えば、リーダー人材として若手を指導できるチームをマネジメントできるくらいのスキルと経験をもったWebディレクター(Webプロデューサーでもいいけど)が現場にいないのが実状なんだよと。
同世代(40代後半〜50代)のWebディレクターたちはみんな何処で働いているんだろう…。
次に、40代と50代では求人状況はガラッと変わるとのことだった。そりゃそうだろうなと思ってたので驚きはなかったけど、その年代の間には「川が流れています」て表現は面白かったなw
とはいえ、スキルと経験がある人材は常に求めているので、50代だからといってまったく求人がない、転職できないということはないとのことだった。実際の転職実績でハイスキル人材として転職していく50代の人もいますと。
要は実力さえあれば50代でも動けるよってことだと理解。ゆえに日々の鍛錬が重要だ。
最後に、求人を出してる企業はサービス事業者だったり、Web制作会社だったり、それこそコンサル会社だったりしたのも予想の範囲内だった。ちょっと意外だったのは、いわゆる大企業もけっこう求人出してるんだなと。
大企業の場合だといわゆるDX人材的な役割を求めている側面もあるらしい。社内にITやWebがわかる人がいいないので、一人でなんでも出来る人、何でも相談にのってくれる人を探していたりするんだとか。
ちょっとITリテラシー低めの古くさい会社(失礼すぎる)で、それなりの権限と責任で一手に仕事を回すかつサポートするってのも面白そうだなと思ってみたり。アラフィフ的には頼られたい願望も出てきているのでw
以上、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーから聞いた話まとめでした。
フリーランスのWebディレクターとして仕事している今、ただちに転職だ!会社員に戻るのだ!とはならないけど、50代目前の今、家族の生活をより支えていく必要がある今、選択肢は多いに越したことはない。
むしろ、半年先が見えづらいフリーランスだけに、何かあったときにしっかりと備えておける状況をつくっておくことが大事だなと。そういう意味では、転職という道筋にも常にアンテナを張っておきたいとあらためて。
ま、まずはフリーランスとしてしっかり稼ぐこと。これが一番大事。