先日、自宅のプリンターに「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。お買い求めの販売店か、エ修理センターへ、交換をご依頼ください」というエラーが突然表示された。なんだこれは⁉ と驚いたものの、結果的には自力での廃インク吸収パッドを交換することができたので、その方法と手順をメモしておく。
その日は、娘が大学の授業で使う資料を印刷中で、突如件のエラーが出て印刷できなくなったことから始まった。当然娘は焦りながら「印刷できなくなった!変なエラーが出てる!」とリモート中の私の仕事部屋に駆け込んでくるわけだ。
私も初めて見るエラーだったので、なんだこれは?と思いながらもすぐにググって調べてみたところ、廃インク吸収パッドの交換が必要なようす。しかし、修理に出すと新品のプリンターが買えるくらいの料金になりそうだし、娘も焦ってテンパっているし、これは修理に出す時間はないよねとなり。
どうしたものかと悩んにながらさらにググってるとどうやら自分で交換してる人がチラホラいるっぽいぞと。サクッと調べたかぎりだけど、準備や手順もそこまで複雑じゃなさそうだ。それならばと、自力での交換に挑戦することにしたという次第。ちなみに、娘は急ぎだったため、やむなくコンビニで印刷することにw
交換と解除に必要な準備と道具は以下のとおり。
- 交換用パッド
- 廃インク解除キー
- ドライバー
- 手袋と新聞紙など
そして、実際の交換手順は以下のとおり。
「交換 インク パッド」で検索すれば出てくるので、商品タイトルや商品詳細で自分のプリンターの型番が対応しているかを確認して注文。私が購入したのは形状が最初から整っている交換用廃インクパッドで、価格は1,000円。
エラーを解除するためのソフトとキーを手に入れる。「廃インク解除キー」で検索すれば出てくるのでこちらも対応機種を確認して注文。同じような商品がたくさんあるので悩みながらも価格と評価数のバランスで選んでみた。
Amazonで購入後しばらくすると、出品者から電話がかかってくるので対応する。本人確認だろうか。電話後にマニュアルとソフトのインストールURLと解除キーが記載されたメールが届くので、これで準備完了。
パッドが入ったボックスを取り出すため、複数のネジとパーツを外していく。パッドは廃インクが染みこんでいて触ると手が汚れるから手袋と包むための新聞紙などを用意しておくといい。
購入した交換パッドは最初から形状が純正と同じなので、説明書どおりに組み合わせてボックスにセットする。外したパーツをネジで留めていき元の状態にもどしていく。これでプリンター側の作業は終了。
メールに記載されたURLからソフトをインストールして設定する。詳細はマニュアルに記載されているのでそちらを参照で。解除キーを入れると、廃インク値がリセットされるのでこれで解除完了。
以上が、自力でやってみた廃インクパッド交換作業の方法と手順になる。
かかった費用は、下記の内訳で合計1,850円だった。
- 交換用パッド:1,000円
- 解除キー:850円
修理に出すと2万円近くかかる上に、預ける期間も必要になる。それを考えると、自力での交換作業はそれほど大変でもなくむしろ簡単だったので、自分で交換・解除に挑戦してみて正解だったな。
それと、実際にプリンターを解体してパッドを交換する作業は、手順をまとめてくれているサイトを参考にしながら作業することでスムーズに進めることができた。いろいろググったけど、下記サイトがわかりやすかったなと。
プリンター 廃インク吸収パッドの交換を自分で。女子でもできる!
エプソン EP-807A 廃インクパッドの交換 リセット 修理 DIY
動画もたくさんあるけどどうしてもまどろっこしいので、記事でまとめてくれてるとほんと助かる。先人に感謝だ。
あ、あとググって調べるときは使ってるプリンターの型番で検索するといい。うちのプリンターはEPSONのEP807Aなので、「廃インクパッド交換 EP807A」で検索してみた。たくさん情報があるので参考になるはず。裏を返せばみんな困ってるってことだけど。