最近、子供たちが夏休みなので宿題をみてあげる機会が多い。そんな中、勉強以外のいわゆる自由研究ぽい宿題でいうと、中学生の息子は本の帯やポップを作ってたり、高校生の娘は身の回りの問題を解決するみたいなレポートを作成したりしている。
で、二人の相談に乗っていて気づいたことが「なかなか手を動かそうとしない」ことだった。
考えるけど動かない子供たち
あーだこーだと言いながら考えてはいるんだけど一向に手が動いていない。アドバイスしても納得感がないのか腹落ちしてないのか「うーん」と言って固まっている。「それじゃ進まないよ」と繰り返し言ってもなかなか動こうとしないw
まあ、どうやって取り組めばいいのか、どう進めればいいのか分かってないのがまずあるんだろうなと。そして、最終的にどういうアウトプットになるのかがイメージできてないのもあるんだろうなと。あとはやる気だったりモチベーションが足りてないという根本的問題もあるw
問題は3つありそうだ。
- 進め方が分かっていない
- 完成形がイメージできてない
- モチベーションが足りない
3)のやる気を解決するのは難しいし別問題なので、1)と2)の問題をどう解決したもんかと考えてみた。
「とにかく手を動かすこと」
結果、子供たちに伝えた言葉は「とにかく手を動かすこと」。
頭の中で考えてるだけじゃ少しも進まないよと。何から手を着ければいいのか分からないなら、とにかく書き出すことだと。走り書きのメモでもいいからアウトプットすれば少しづつ整理されるし、半歩ずつでも前に進めるんだよと。これをしつこく繰り返して伝えてみた。
迷ったときこそ手を動かす。行動あるのみ。これ大事だよと。
行動が思考を生み出す
ベンジャミン・ディズレーリという人の言葉で、「経験は思考から生まれ、思考は行動から生まれる」という言葉がある。この言葉かなり好きなんだけど、ポイントは行動がスタートになってるところ。
だいたい思考からスタートしそうだけどそうじゃない。まず行動ありき。行動することで思考するようになり、そこから経験に繋がっていくんだよと。
なんなら「思考が現実化する」なんて言葉と組み合わせれば、行動→思考→現実化となりアウトプットへの道筋が開かれるのだと。ちなみに、NIKEのスローガン「Just Do It」も”とにかくやってみよう”という意味で行動ありきの思想だなと。
自分自身への反省
そんなことを考えていたら、ふと自分の仕事を振り返ってまったく同じ状況になってるなという気づき。最近やることが増えて何から手を着けようかと悩んでしまい、見事に手が動いてないことが多々…。もはや反省しかない…。
自分こそ、行動あるのみ!手を動かせ!アウトプットだ!
今日の気づき:子供たちに教えながら、自分自身への戒めにもなった。「経験は思考から生まれ、思考は行動から生まれる」という言葉を子供たちにLINEすると同時に、自分自身にも送りたいw 教える立場になって、改めて行動することの大切さを学んだ。