先日、ある案件でメルマガのタイトルABテストを実施した。利用登録直後に送信するメールで、開封率を検証してみたところ、興味深い結果が。詳細は割愛するけど、開封率が高かったのは「より具体的な内容をちゃんと記載している」タイトルの方だった。
テストしたタイトルの違い
A案:わかりやすくてキャッチーだけど、やや抽象的なタイトル
B案:具体的な内容を明記したタイトル
結果、B案に軍配が上がった。数値的な差はそこまで大きくなかったけど、ABテストは数値が正義。あらためてタイトルの重要性を再確認できたので、忘れないようにメモしておこう。
開封率向上のポイント
メールマーケティングにおいて、開封率は最重要指標の一つ。送信したメールのうち、実際に受信者が開封した割合を指す。B2BでもB2Cでも、ビジネスにとって非常に重要な意味がある。
開封率を高める方法はいくつかあるが、最も重要なのはタイトルだと思ってる。ここで興味を引けなければ、どんなに良い内容でも読まれない。ユーザーはみな忙しいからだ。
効果的なタイトルの書き方
今回のテストで見えたのは、具体性の重要さだ。抽象的で雰囲気だけのタイトルより、具体的に何が書いてあるか、どんな内容なのかがわかるタイトルの方が開封される。
あと、美味しいキーワードを前に持ってくるのも重要。読み手が一番知りたい情報を最初に持ってくる。地味な施策だけど忘れがちなので。
タイトル以外の要素
もちろん、メルマガの中身も重要な要素の一つだ。内容が読み応えのあるものであれば、受信者が再度開封する可能性が高くなる。購読者のニーズや課題にマッチした内容かどうかが鍵になる。
送信時期も開封率に影響を与える。土日より平日、特に水曜が狙い目だとよく言われる。ただ、これは業界やターゲットによって変わるので、検証を繰り返して模索するのが重要だ。
開封率の先にある指標
開封率が高くても、クリック率やコンバージョン率が低ければ意味がない。開封率だけでなく、その先の行動も合わせて分析することで、より深い改善につなげられる。
メルマガはユーザーと直接つながれるプッシュ型のコミュニケーション施策だ。これからも重要度は変わらないし、むしろ上がってくると考えている。
開封率の分析を通じてビジネス改善につなげられる、めちゃくちゃ重要な指標だ。
今日の気づき
メルマガのABテストは手間がかかるが、やる価値がある。特にタイトルの改善効果は大きい。
「なんとなく良さそう」ではなく、「具体的に何が書いてあるか」を伝えるタイトルを作る。これだけでも開封率は確実に上がる。小さな改善の積み重ねが、最終的に大きな差を生むんだなと実感した。メルマガ施策は深い。私としてもより知見得ていく必要がある。勉強しないとな。